東京の食・農・環境を考える

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食べものの供給はもちろん、地球温暖化を防止し教育、癒し効果もある農地は、人の暮らしに欠かせないもの。
お金には換えられないたくさんの価値があります。しかし、東京の農地は減少の一途。都会の農地を守り、自分の住む場所からできるだけ近いところで採れたものを食べたいという願いは、生活クラブの目的の一つです。そのためにできることに今、多方面から取り組んでいます。


1.食べ続けることで都市の農家を支える

 農業に従事する人が減っているうえに、60歳以上が7割を超え高齢化もすすんでいます。安定した収入を得られる仕事として成り立たないから農業を選択する人が増えないのであれば、まずは都市農業が仕事として成り立つことが重要です。
 生活クラブでは、都市農業を担う生産者と提携し、独自のしくみで農産物の共同購入を行なっています。つくる側と食べる側が直接話し合い、新たな形で農家を支えようというのが、私たちの提案です。 下記のような独自のしくみを実践しています。

●生産原価保障方式
 農産物の価格を、生産にかかるコスト(原価)を基準に直接提携生産者と話し合って決定します。需給に左右されずコストに見合った収入が一定保障される、生活クラブ独自のしくみです。

●生産者グループの形成
 農(みのり)安心ネットワークは、生活クラブと提携する東京近郊の地場生産者の会。生産者同士が横につながり、ともに農法・品質の向上をめざすため、2003年に結成されました。安全でおいしい農産物をつくり東京の農地を守るという目的のため、下記のような組合員と生産者の交流・活動をすすめています。

  •  何をどうつくるかをつくる側、食べる側双方で話し合う作付け会議
  •  生活クラブの自主基準を生産者・組合員で点検し向上をめざす自主監査
  •  要改善農薬(毒性の強い農薬)の削減やおいしい品種の開発
  •  畑の生きもの環境調査  

2005年には、生活クラブ組合員のよびかけに応じて、構成メンバー65人(当時)が「この土地には遺伝子組み換え作物をつく らない」と宣言するGMOフリーゾーン宣言も行なっています。

●都市近郊産セットの取り組み
都会の限られた農地をより有効に活かすため、少量多品目の野菜をバラエティ豊かに食べていくオリジナルの野菜セットの取り組みも2010年から始まりました。何が届くかはお楽しみ。生産者やその土地に思いをめぐらせながら、豊かに楽しんで食べられる取り組みです。
 


 2.生きもの環境調査

生きものの生息はその環境に大きく左右されます。「生きもの環境調査」は、生きものの種類・生育状況をものさしに環境を考える活動。環境保全型農業や生態系の維持に向けて、今、社会的にも大きな関心がもたれています。わたしたちのまちの生きものをめぐる環境はどうなっているか? 農地のあるところとないところでは?
生活クラブでは、2002年から提携産地の長野県飯島町で、2004年からは自分たちの住むまち・東京で、調査を行なってきました。

そこに暮らす人みんなで考える、都市の中の農地の意味

生きもの環境調査は現在、「生きもの環境調査東京フォーラム」が中心になってすすめています。メンバーには、生活クラブ生協の組合員のほか「農作業受託ネットワークNPO法人たがやす」や生活クラブ運動グループの地域協議会も参加。さらにこの調査の意味を提唱、実践してきた日本獣医畜産大の松木洋一名誉教授や、タンポポ調査で有名な東京学芸大の小川潔名誉教授などの専門家の方々が加わっています。

農地の価値、環境に気づこう

長野県飯島町で●生きもの調査を通して自分が生きて生活している環境を知り、「人間も命の連鎖の一つである」と気づくこと。
●「農地・農業は、農作物の生産以外にも、多くのことを守り・育み・作り出している」という価値を、社会に広く認識・評価させていくきっかけとすること。
お金では計れない、農地・農業の役割を大切にすることは、その国の文化であり、今ある多くの問題の根底に通じています。組合員も生産者も行政も、生きもの調査を通じて、都市の中の農地についていっしょに考えていきたいと考えています。

生きもの環境調査に参加しよう

生きもの環境調査の実施予定の詳細はお近くのブロック単協か、生活クラブ東京・政策調整部(03-5426-5204)までお問い合わせください。

生きもの環境調査の方法については「東京・生きもの環境調査(PDFファイル)を参照ください。

ものさしとして「東京での生き物環境調査 指標種」を選定し、農地や緑地などの環境調査を毎年積み重ねています。
報告書とまとめシートはこちら→ 「生きもの環境調査 調査シート」(エクセルファイル)


 

3.生活クラブ農業体験農園 のらっこ

 提携生産者の畑で指導を受け、組合員が耕作体験できる場が「生活クラブ農業体験農園」。2011年3月、埼玉県和光市にある提携生産者 清水誠市さんの畑で第1園「のらっこ しみず」がスタートしました。

 農機具や種子は生産者が用意し、ていねいな指導もあるので農業初心者も安心。
 生産者にとっては、人手がなくても耕作を続けられ農業経営の安定にもつながります。
 東京の農地を残し、多くの市民が土に親しみ収穫を楽しむための取り組みです。参加は登録制、開設時に農園のある地域のブロック単協が募集します。2011年夏には、多摩南生活クラブのエリアにある町田地場生産組合 老沼幸彦さんの畑で第2園「のらっこ おいぬま」が開園しました。

詳しくはこちらをご覧ください。


4.農作業受託ネットワーク NPO法人たがやすとの連携

 援農を必要とする農家と農業体験を希望する市民をつなぎ、都市に農地を残す活動をすすめるNPO法人。2002年、生活クラブ組合員と提携生産者が中心になって、町田市を拠点に設立しました。
 会員農家への援農の紹介、町田市の委託を受けた農業研修、会員農家の畑で採れた地場野菜の販売などを行なっています。
たがやすについて詳しくはこちらから。携帯サイトからは対応しておりません。お問合せは042-727-1202まで。

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