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米国GM食品表示に関する意見を米国農務省に提出しました

米国では、2016年7月に「全米遺伝子組み換え食品表示法」が可決され、米国農務省の農業市場流通局が表示ルールを検討しています。米国農務省より、その一環としてパブリックコメントの募集があり、生活クラブとして意見を提出しました。意見書和訳全文はこちら
 
生活クラブでは、食品表示が消費者により分かりやすい表示になるよう働きかける運動を続けています。生活クラブが扱う加工食品についても可能な限り国産原料を使用し、原料原産地を記載する方針で食品表示を行なっています。今回の改正を評価しつつ、これからの食品表示が消費者にとってさらに分かりやすくなるよう、意見を提出しました。
生活クラブがまとめた食品表示についてのガイドブックはこちら
 
◯米国農務省の意見募集
米国農務省は全米遺伝子組み換え食品表示法のもとでの表示ルールの骨組みをつくるような30の質問を公表し、それに対するコメントを求めています。
【30の質問から抜粋】
*油や砂糖など、高度に精製された食品にも、遺伝子組み換え表示を義務付けるべきか
*組換え体が何%以上なら、その食品を遺伝子組み換えであるとするのか
*どのような改変を自然界でも見られる改変と考えるべきか
*企業がQRコードでの表示を選ぶ場合、どのような要件を満たすべきか
 
◯北東京生活クラブ東京の意見要旨
  • QRコードではなく、包材上に文字で表現すべき
  • すべての遺伝子組み換え原料を表示の対象とすべき
  • 早急に遺伝子組み換え表示を実現すべき

米国の遺伝子組み換え表示ルールに対する意見
北東京生活クラブ生活協同組合
理事長 加瀬和美
 
[はじめに]
 生活クラブ東京は、約8万人の組合員をもつ日本の生協です。米国農務省が公表した「ステークホルダーへの質問30問」のうち、私たち日本の消費者にもっとも関わりのある点について、意見を送ります。
 日本の消費者は、米国からの農産物をはじめとする食品を多く購入しており、貴国にとって日本は大きな市場です。私たちの生協の取り扱い品目の多くの原料は国産ですが、家畜の餌として米国からトウモロコシ・大豆かすを輸入しています。米国での食品表示制度の動向は、日本にも大きな影響を及ぼす可能性があるため、今回コメントを送ることにしました。
 
[意見]
  1. QRコードではなく、包材上に文字で表示してください。(質問14,15,16)
    「全米遺伝子組み換え食品表示法」は、包材上の文字による表示だけでなく、QRコードやWEBサイトでの情報提供も認める内容になっています。しかし、すべての消費者に対する確実な情報開示を保障するのは、包材上の文字による表示だけです。日本ではスマートフォンの所有率は78%、60~79歳では40%ほどと言われています。またスマートフォンを持っていたとしても、必ずしも電波がつながるとは限りません。すべての消費者に平等に情報を開示するために、QRコードではなく、包材上に文字で表示してください。
  2. すべての遺伝子組み換え原料を表示の対象としてください。(質問2,3,4,10)
    油、砂糖など高度に精製されており、最終製品から組換えDNAまたは由来タンパク質が検出されない製品も含め、トレーサビリティ制度にもとづきすべての遺伝子組み換え原料を表示の対象としてください。
  3. すみやかに表示を義務づけてください。
    「全米遺伝子組み換え食品表示法」では、2018年7月28日までに遺伝子組み換え表示のルールを作るとしています。すでに米国の食品産業では自主的に遺伝子組み換え表示を行なうなど、準備は整いつつあります。当初定めた期日から遅れることなく、表示を義務付けてください。
以上

【2017年9月15日掲載】

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