生活クラブ東京の最新情報

「ふれあい喫茶」被災者支援活動に参加≪第2回≫

 
 

 

生活クラブ東京では、「東京災害ボランティアネットワーク」に参加し、震災発生以降、主に宮城県登米市内の拠点で、被災者支援活動を行なってきました。今 回、生活クラブで初めて組合員に参加を呼びかけました。4/16からの1週間で組合員にチラシを配布したところ、100名もの組合員の応募があり、現在も 問い合わせがある、という状況となっています。すこしでも役に立ちたい、被災地で協力したい、という組合員の強い気持ちと行動力の表れです。

今回は、この活動に参加した職員が現地の様子や支援の内容を報告します。第一回目の報告はこちら。


生活クラブ東京 政策調整部 政策推進課 山内 弘和

今回は、8月3日~8月6日にかけての体験談として報告いたします。活動するメンバーは、生活クラブ組合員が4名と私、他は労金の方1名、他企業から4名の計10名というメンバー構成でした。

≪1日目(8/3)≫

東京災害ボランティア拠点玄関到着初日は、午後からふれあい喫茶の運営です。仮設住宅近くの設置場所に移動し、テントを設営し、食べ物を分担して作りました。

仮設住宅の方と、お手伝いに来てくれる近隣の住民が来られました。毎週集まる方がほとんどなので、早速雑談しています。 ボランティアメンバーはカキ氷やホットケーキ作り、ドリンクの配膳をしながら横に座りみなさんの話を聞いていますが、第三者として少し離れて話しを聞いている感じが多く、なんとなくギクシャクしていました。

途中から歌詞を書いた紙が配られ恒例の歌を歌いました。「りんごの歌」など昭和の名曲が書いてあり、みんなで歌いました。90歳くらいのおばあちゃんが自前のノートを開き次々と独唱しました。みんなで拍手しながら「毎週歌っているからかな?ずいぶん上手くなったね」など楽しい雰囲気になりました。
そんな中、そのおばあちゃんの2つ隣に座ってニコニコしながら歌を聴いていた女性が、静かに涙を浮かべて泣き出していました。こらえきれないと感じたのか、軽くみんなに頭を下げて集会所を出て行きました。すぐ近くでそれを見ていた私はなんだかいたたまれなくなりました。

夜のミーティングでは、その日の出来事や感じたことを話し、質問や意見を交わします。初日は準備の戸惑いや食べ物の作り方の失敗、被災者の方との接し方について意見を交わしました。拠点にはノートがあり、みんなが活動した記録や感じたことなどを記入しています。

≪2日目(8/4)≫

ふれあい喫茶道具積み込み準備午前中は、3日目にふれあい喫茶を行なう仮設住宅へ向かい、2人1組で戸別訪問チラシ配りです。安否も含めた声かけが主な目的といった感じでした。この日一番印象に残ったのは、目の不自由な女性が今回のボランティアメンバーの人数を把握していて、ビーズで手作りしたブレスレットを人数分もらったことです。毎週違う人が来るボランティアですが、楽しみにして待っていてくれる人がいると実感しました。

午後のふれあい喫茶は今までで一番大きな350戸ある仮設住宅でした。この日は生活クラブからの支援で焼きそばと肉が届いていました。早速私は焼きそば担当に志願しましたが、来場者がとても多く、次から次へと焼きそばを焼き続ける状態。おまけに日中の気温34度の中、テントの下で焼いていたので暑さで顔が真っ赤になり、大丈夫か?と何人かに声をかけてもらいました。

≪3日目(8/5)≫

昨日チラシ撒きにいった81戸の仮設住宅でふれあい喫茶でした。昨日、ブレスレットをくださった女性も来てくれて、世間話に花が咲きました。
3日目になると、初日に悩んでいた接し方はどこへいったのか、みんな食材や配膳をこなしながらそれぞれが自然に会話していました。まだ、悩んでいるメンバーもいましたが、はたから見ているとかなり溶け込んでいます。

≪4日目(8/6)≫

神社の小山から、取り壊した小学校への眺め午前中は仮設住宅に全員でチラシ配り(訪問)しました。3件のお宅でお茶を飲んでいってと声をかけられたので、10人それぞれ3件のお宅にわかれて30分くらい上がらせてもらい、お茶菓子をいただきました。震災後の生々しい話を聞きました。みんな誰かしら家族や知人が地震、津波の犠牲になっていて心の傷を背負っていることをあらためて実感しました。
午後、最終日のふれあい喫茶も無事終わり、一旦拠点へ戻り各自荷物をまとめて帰宅の途につきました。

≪最後に…≫

この4日間が終わった直後に思ったことは、もう一度同じボランティアに参加できたら、もっと上手く接することができるのに…でした。しかし、今は違います。初めてばかりで慣れない中、どう接したらいいのか悩みながら一生懸命接していたほうが、仮設住宅に住む人たちにはしっかり心が伝わっていたんじゃないかと思います。

9月いっぱいで毎週実施のふれあい喫茶は終わります。心待ちにしていた人も多く、寂しいと口にする方もいらっしゃいました。しかし、地域に住む地元住民による支援も広がりつつあります。「ボランティアにいつまでも頼らず自分たちで自立できてこそ復興。本当の元気もそこから湧き出る・・・。」それが理想的だと思いますが、今も心の中にいろいろな思いや感じたことが残っていて、時折考えます。被災者支援・・ボランティア・・本当のたすけあい・・答えはまだ出ていません。読んでいただいた皆さんも時折考える機会を持ってもらえたらと思います。


≫≫生活クラブの震災復興支援についてはこちら

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