生活クラブ東京の最新情報

福島の家族を迎える保養企画「協同村で思いっきり遊ぼう!vol.5」を開催しました

9月17~19日の3連休、今年で5回目となる福島の家族を迎える保養企画「協同村で思いっきり遊ぼう!vol.5」をあきる野市の協同村で開催しました。実行委員の組合員や大学生ボランティア、提携生産者の協力を得て、今年も福島から4家族17人と、1人の大学生ボランティアを迎えることができました。

今年は台風の影響で天気が崩れることが懸念されましたが、雨の時には朗読劇や光る泥だんご、サンキャッチャーづくりを楽しみ、晴れ間を見て川遊びをしたりと、協同村での時間を満喫することができました。

毎年参加される家族も多く、保養企画は東京と福島の組合員が年に1度再会する機会にもなっています。年々成長していく子どもたちの姿に元気をもらったり、新しい赤ちゃんの誕生を喜んだりと、新しい出会いと再会を喜びました。

初日の夕ごはんは、和高スパイスからご提供いただいた本格キーマカレー!協同村といえばコレ!水は冷たかったけど、子どもたち大喜びの川遊び

 

 

 

夜には、キャンプファイアーと花火!! 光る泥団子づくり

 

 

実行委員のヨガ講師の指導の下、朝ヨガ体験!リフレッシュできました♪小麦粉からこねる、本格うどん作り体験!天ぷらうどんでおいしく頂きました

 

 

 

▼福島第一原発事故から5年半―
がん発症は増えているのに全員検査は終了?甲状腺検査のゆくえ

福島第一原発事故から5年半が経過しました。メディアには出てきにくい、福島で生活する人にとの声を聴かせてもらおうと、今年も福島の現状と、東京から見えることなどを共有する機会を設けました。

福島での暮らしで気になっている点を聞いたところ、甲状腺検査の行方について声があがりました。
福島では、原発事故当時18才以下だった子ども全員の検査をしており、2巡目の検査が終了したところだといいます。その結果、1巡目より2巡目のほうが甲状腺がんの発症が多くなり、現在は174名が甲状腺がん・または疑いがあるとされています。

「明らかにがんの比率は増えているのに、3巡目からは全員検査ではなく、希望者だけの検診になってしまった。こんな方針になってしうまうなんてとても信じられず、ショックだった」と涙ながらに語られる場面もありました。

県からは過剰検診を避けるためと説明があったそうですが、実際に検診を受けている高校生の参加者からは「自分も2巡目の検査で一度陽性になり、精密検査を受けた。そこで大丈夫と確認できたが、やはりきちんと分かることは大事。そうでないと今後同じような事故が起きたときに対処できないのではないか」という声もあがりました。

東京の大学生ボランティアからは、「福島の話はメディアなどではあまり出ないので、もう終息に向かっていると感じていた」「甲状腺がんが増えていたことも知らず、申し訳なく感じる」という声もあがり、「情報が出にくいからこそ、自ら情報を求めて、きちんと知ったうえで判断していくことが大切」と共有しました。

▼「支援する・される」の関係を超えて―
原発事故後の世界をどう生きるか

写真を見るだけでも楽しい、アルバムカフェ最終日には、毎年恒例のアルバムカフェ!3日間に撮影した写真を使い、思い思いのアルバムを作ります。
完成したアルバムをみんなで見せ合いながら、参加者から今回の感想を頂きました。
「川遊びや外遊び、バーベキュー。大喜びの子どもたちを見ることができて嬉しかった」、「毎年来ているので、年に一度のなんちゃって帰省のような気がしています(笑)」など、うれしい声も!

土谷雅美理事長からは「支援する・されるという関係ではなくて、これからどうしたらいいのかを一緒に考えていきたい。そのためにも、このように年1回でも顔をあわせ、話をする機会が大切ではないか」という挨拶がありました。

県外避難から福島に戻った方からは「この判断が親として正しかったのかすごく悩むけど、考え出したら暮らしていけない。以前は自ら情報を得ようとしていたけど、悪い情報ばかりでつらくなり、今はあまり集められない」という厳しい状況も伺いました。
一方、現在は暮らしの中で特に気になることはないという方からも、「それでも、事故のことを完全に忘れたり、もとに戻るということは、絶対にない」という声。

一度事故を起こしてしまえば、それ以前に戻ることは決してできない。その中で、分断されたり孤立したりするのではなく、それぞれの意志が尊重されながら、暮らすにはどうしたら良いのか。
答えのない、厳しい問いは、原発事故後を生きるひと全員に突き付けられています。福島で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、言葉を重ねながら、一緒に答えを見つけていければと思います。

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当日の企画・運営は、組合員から募った有志の実行委員が担い、夕食の準備や、企画進行には、家政学院大学・桜美林大学のボランティア、提携生産者の和高スパイス、協同村ボランティア、提携建築士のみなさま、他おおぜいの方にご協力いただきました。
ツアーに関わり、力を貸してくださったみなさま、ご協力ありがとうございました。

(2016年9月23日掲載)

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生活クラブ東京

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