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再生可能エネルギーを選びたい!「電力の小売営業に関する指針(案)」についての意見を提出

経済産業省より示された「電力の小売り営業に関する指針(案)」について、生活クラブ東京として非化石価値取引市場で、再生可能エネルギーによる電力のみを取り扱うことなどを求める意見書を提出しました。
意見書全文はこちら

非化石価値とは化石燃料由来以外のエネルギーがもつ価値のことです。非化石エネルギーを利用することで二酸化炭素排出量を減らすことができます。小売電気事業者は、自らの調達する電気に対する非化石電源の比率を2030年度に44%以上とすることが求められています。

本指針は、2017年度に非化石価値取引市場が開始することを踏まえたもので、取引市場について、小売事業者がどのような表示ができるかなどを定めています。2017度はFIT電源での対応となり、自然エネルギーだけの出発となり、2019年度に原子力、大規模ダム等の非化石証書の参入が予定されています。市場設計においては再生可能エネルギーへの転換を促すものであるべきで、自然エネルギーの中でも電源を分けて表示することを要求していく必要があります。
※非化石価値取引市場…非化石電源で発電した電力が卸電力取引所を通しても非化石価値を活かせる市場。

意見書の主な内容

  • 非化石価値取引市場では、再生可能エネルギーによる電力のみを取り扱うこととしてください。
  • 再生可能エネルギーについては、電源種別ごとの区分けを行なうことを求めます。
  • 小売した電気の電源構成開示を義務付けにすることと、その際の電源構成開示の算出根拠を統一してください。
  • 市場への参入条件について、開示してください。

2016年4月に電力小売り自由化がはじまりました。しかし消費者への電源構成開示は義務付けられていないため、電力の「中身まで分かったうえ」で選択し、購入する権利は私たちにありません。この改定が確定すると、化石燃料由来ではない電気を選んだ場合に原子力エネルギーを購入してしまうことにつながりかねません。

中身を分かって購入するためには、まずは各発電源による違いを消費者に明らかにすることが必要です。
私たち自身の暮らしに関わる重要な省令案に、おおぜいの意見を届けましょう!


「電力の小売営業に関する指針」(改定案)に対する意見

生活クラブ生活協同組合・東京
理事長 土谷雅美
 
該当箇所
電力の小売営業に関する指針(22ページ、非化石価値取引市場について)
 
意見内容
今年度開始される非化石価値取引市場では、再生可能エネルギーによる電力のみを取り扱うこととしてください。原子力発電の電力については、対象としないことを要望します。
また、再生可能エネルギーについては、電源種別ごとの区分けを行なうことを求めます。
小売した電気の電源構成開示を義務付けにすることと、その際の電源構成開示の算出根拠を統一することを、改めて要望します。
市場への参入条件について、開示してください。
 
理由
本来、再生可能エネルギーと原子力との非化石価値は全く異なるものであり、市場設計においては再生可能エネルギーへの転換を促すものであるべきです。また、原子力発電所は発電時にCO2を比較的排出しない電源ではありますが、それ以外に日々の運転において有害な放射性廃棄物を生み出し続けます。さらに事故時には、大量の放射性物質を放出するとともに、周辺環境に甚大かつ半永久的な影響を与えます。上記のことから原子力の非化石価値を認めるべきではないと考えます。
また電源別表示については事業者の実施に任せるあり方は消費者の選択ができないので義務付けとすべきです。

【2017年4月28日掲載】

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生活クラブ東京
http://tokyo.seikatsuclub.coop/

 

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