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遺伝子組み換えジャガイモの食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見を提出

3月15日に内閣府食品安全委員会より、「アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)」に関するパブリックコメントの募集があり、提出しました。意見書全文はこちら
 
◯アクリルアミドって何?
食品に含まれているある特定のアミノ酸と糖類が、揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120℃以上)による化学反応でできる物質です。
2002年にスウェーデン食品庁とストックホルム大学が通常に調理した食品中にアクリルアミドが含有され、発がん性の疑いがあることを発表しました。
調査研究や食品中のアクリルアミドを低減するための取組みが、政府や研究機関、食品関連会社などですすめられています。
農林水産省は「一番大切なことはバランスの良い食生活を送ること」とし、「家庭調理でできること」(農林水産省のWEBサイトにリンクします)をまとめています。
 
◯遺伝子組み換えジャガイモについて
このジャガイモは、米国のJ. R. シンプロット社が開発したものです。組み込んだ遺伝子によって、高温で加熱処理した際に生じるアクリルアミドを低減でき、同時に収穫時の打撃によって生じる黒斑も少なくできるとされています。
シンプロット社は米国マクドナルドのジャガイモ納入業者ですが、米国マクドナルドは消費者の遺伝子組み換えジャガイモへの拒否感を背景に、このジャガイモを取り扱わないと表明しています。
 
◯パブリックコメントの要旨
  • 米国環境保護庁が依頼した分析では確かな安全性は確認されず、アクリルアミドの低減のために食品に未知のリスクをもたらすことになる。
  • 外食産業で利用された場合、表示義務がないため、気づかないうちに摂取する可能性がある。
  • 申請者からの提出データのみに頼るのではなく、国による検証実験を求める。

パブリックコメントの全文は以下をご覧ください。


アクリルアミド産生低減及び打撲黒斑低減ジャガイモ(SPS-00E12-8)に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見
2017年4月6日
生活クラブ生活協同組合・東京
東京都世田谷区宮坂3-13-13
03-5426-5204
 
 
[意見]
  1. この遺伝子組み換えジャガイモには、アスパラギン合成酵素-1遺伝子断片、デンプン関連R1タンパク質遺伝子プロモーター領域断片およびホスホリラーゼ-L遺伝子プロモーター領域断片が導入されており、ジーンサイレンシングが誘導されることによってこれらの内在性遺伝子の発現が抑制され、高温加熱加工時におけるアクリルアミド生成量が低減するとされています。打撲による黒斑形成の低減についても、ジーンサイレンシングが誘導されることによって内在性遺伝子の発現が抑制されています。遺伝子発現を抑制するRNA干渉技術を使った遺伝子サイレンシングについて、米国環境保護庁は独立した科学者委員会に分析を依頼し、安全性ははっきりしないという結論が出されました。このジャガイモは、アクリルアミド低減という目的のために、未知の健康リスクをもたらすことになると考えます。
    また、アクリルアミド低減を謳うことでフライドポテトの消費を促すようなことになれば、肥満の問題が深刻視されるなか、全体として健康リスクが高まることも考えられます。
  2. 外食産業で利用された場合、遺伝子組み換え表示の義務がないため、消費者は遺伝子組み換えと気づかないままにこのジャガイモを食べてしまう可能性があります。情報公開が不十分では消費者が自らのリスクを管理することができないので、リスク管理上、不適切と考えます。消費者が予測不能なリスクにさらされることになります。消費者に対するていねいな広報や情報提供を求めます。
  3. 申請者は、主要成分、ビタミン・ミネラル、アミノ酸組成などについて、従来のジャガイモと比較することで「統計的有意差はない」とし、これを以てヒトの健康を損なうおそれはないと判断しています。申請者の提出データのみに頼るのではなく、国による検証実験を求めます。

    以上
 
 
 

【2017年4月28日掲載】

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