【報告】味が際立つ!料理法を伝授! 赤身牛肉を学ぶ「牛肉学習会」
・日 時:9月15日(金)10:00~13:00
・会 場:練馬センター
・参加費:無料
・参加〆:9月1日(金)
・定 員:40名※申込多数の場合抽選し、落選者にのみ連絡します。
・参加対象:組合員限定です
・託児〆:9月1日(金)
・持ち物:マイ皿・マイ箸・マイカップ・エプロン
・主 催:共同購入委員会
・受付番号:23-164
開催報告
味が際立つ!料理法を伝授!という企画名も相まって事前の申し込みですでに定員がオーバーし抽選を余儀なくされた大人気の「牛肉学習会」。
動画とスライドを使って学習会がスタートしました。 担当は北海道チクレンの生産者尊保さんです。
まずは生活クラブの牛が食べているエサの特徴を3つ。
・抗生物質無添加
・非遺伝子組み換え飼料
・ポストハーベストフリー
配合飼料も人間が食べても安心なもの。 食べたものがカラダを作るから安全なもので出来ていることが確認できました。
また産まれたばかりの子牛が母牛からの初乳を飲むことで色々な病気から守る、というのは人間も牛も同じですね。
映像では季節を通して牛の生育環境を見ることができ、画面上からでも生産者の牛への愛情が伝わってきました。
次に食肉加工のお話。
今まで牛は可愛いな、と思って映像を見ていたので、「生き物から食べ物」に変わる瞬間に、なぜ今まで忘れていたのだろう?と思うぐらい衝撃を受けました。
と畜の現場に立つご苦労とその重要性をかみしめ、「どれだけ立ち会っても慣れない」というお話は心に刺さりました。
普段食事のなかで登場する牛肉も当たり前だけど命があったんだ、私たちはその命をいただいているんだ、ということを忘れてはいけないと強く心に残りました。
そしてここからは調理実習です。コロナ禍になって以来の久しぶりの大規模な学習会。
生活クラブの牛肉は、「牧場から食卓まで」一貫した管理のもと流通しています。健康な赤身肉を広げていきたいけれど、利用する人が減っていて生産頭数を増やせず、 むしろ減らさなくてはならない状況になりました。健康に育った牛を食べ続けるためにまずは組合員が利用することが大前提です。それも含めて私たちが普段利用している数量にプラスして年に3パック利用することが安定した生産を実現することにつながります。
生産する消費者(組合員)として食べ支えていきましょう。