機関紙『街かど』2023年6月号
組合員と生産者が一緒に作るお米
「共同開発米」は、1988年山形県遊佐町で誕生しました。そして産地集中によるリスク分散のため複数の産地づくりを行い、1997年に栃木県なすの農協(旧黒磯市農協)と提携が始まり、その後長野・宮城とも提携がすすみ、現在は遊佐を含む4つの産地で、米づくりをしています。いずれの産地でも組合員と生産者が米の品種から農法まで話し合ってつくられています。 生産者にとって私たちの“食べる約束”は農薬や化学合成肥料をできる限り減らした米づくりの後押しとなります。さらに、安定した生産を確保することで後継者が育ち、水田も守られ未来の食を守ることにつながります。
一番大事なことは年間で食べる約束を守ること
お米の自給率はほぼ100%ですが、1人が1年あたりに消費する量は約60年前と比較すると半分以下です。食生活は変化し、食べ方も大きく変化しました。このままでは私たちの主食である米さえも生産基盤を維持することが困難です。現状を理解して生活クラブのお米を食べる人を一人でも増やし、組合員みんなで食べていくことが肝心です。北東京全体で2022年度625,122㎏を食べきろうと重量目標を持って活動しましたが、35,000kgほど及ばす、全量を食べきることができませんでした。
年間利用重量目標(2022年11月~2023年10月)
みんなで食べきる! 589,380kg
お米は「よやくらぶ」に予約登録して利用しましょう。
予約することで通常価格より少しお得に利用することができます。また一人ひとりの「食べる約束」につながります。
「よやくらぶ」についてはWEBサイトで紹介しています。
または配送センターまで問い合わせてください。
庄内遊YOU米
生産者:JA庄内みどり/遊佐町共同開発米部会
品種:ひとめぼれ
もっちりとやわらかく、ふっくらとした炊きあがり。コシヒカリの系統で、やや大きめの粒が特徴です。
☆遊佐町は庄内平野の北端にあり、鳥海山の豊富な伏流水に恵まれています。冷めても風味豊かでおいしいのでおにぎりやお弁当におススメです!
みちのく加美米
生産者:JA加美よつば/加美清流米クラブ
品種:ささゆた香(東北194号)/まなむすめ
「ささゆた香は」粘りが少なくあっさりとした味わい。「まなむすめ」は大粒で味のバランスがいいお米です。
☆宮城県の米どころ大崎平野の大地と、奥羽山脈から流れる清流で育てられています。あっさりとした味わいで、ちらし寿司など酢飯にもあいます!
上伊那郡アルプス米
生産者:JA上伊那/減農薬米生産者協議会
品種:コシヒカリ
日本を代表する品種コシヒカリ。粘りと甘みが特徴のお米で、冷めてもおいしいお米です。
☆産地は南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷。山あいならではの昼夜の気温差で甘みのあるお米に仕上がります。シンプルにおにぎりがおススメです!
那須山麓米
生産者:JAなすの/どてはら会
品種:なすひかり
粒が大きく、しっかりとした味わいのお米。粘りは強めで、もっちりと食べ応えがあるのが特徴です。
☆那須連山のふもとを流れる那珂川と、その周囲に広がる栄養豊富な大地に育まれたお米です。タレをかけた丼ものなどにあいます!
主要穀物をはじめとする食料に加え、ほぼ100%を海外から輸入している化学肥料や、生産に必要な資材の高騰など、私たちが直面する問題は山積みです。気候変動の影響も大きく、品種によっては収穫量が減少してしまい、新たな品種開発などもすすめています。品種の開発には5~10年かかるので、10年後の天候なども想定しながら試験栽培を行っています。私たちの“食べる約束”が開発にも大きな力となります。持続可能な生産とは何か?私たちの食料を守るためにできることは何か?一緒に考えましょう!
P4 まちをつくる CO・OP共済と生活クラブ共済ハグくみ