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機関紙『街かど』2023年8月号

開催日:2023年07月31日


<特集>第29回北東京通常総代会報告
2023年6月2日に、なかのZERO西館小ホール(中野区)にて第29回北東京通常総代会が開催されました。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが2類から5類に移行し、個人の判断で行動できるようになったこともあり、北東京生活クラブは実参加で集まる総代会を実施しました。出席者は委任状による代理出席も含めて174名でした。質問や意見が多数出て、活発な討議が行われました。

■総代出席状況 総代定数200人/出席総代174人(出席119人、委任状55人)
■各議案の議決結果
第1号議案 2022年度活動・事業報告および決算、剰余金処分の承認について
<質問4・意見3、可決 賛成172、反対0、保留0>
第2号議案 2023年度運動方針および事業計画、予算の決定について
<質問2・意見2、可決 賛成170、反対0、保留2>
第3号議案 役員報酬限度額の決定について
<質問0・意見1、可決 賛成168、反対0、保留3>
第4号議案 定款の改定について
<質問0・意見0、可決 賛成171、反対0、保留0>
第5号議案 総代選挙規約の改定について
<質問0・意見0、可決 賛成171、反対0、保留0>
報告  役員選挙について
第6号議案 次期役員選挙管理委員の選任について

<質問0・意見0、可決 賛成171、反対0、保留0>

【総代会】 生活クラブは「生活協同組合」です。組合員自らが「出資」し、生産者とともに開発した消費材を「利用」し、組織を「運営」します。「総代会」は、生活クラブの最高意思決定機関で、年に1回必ず開催されます。北東京通常総代会は、組合員の代表である200人の「総代」が、議案書で提案された事業計画や方針案および重要事項について審議し、議決します。2023 年度は役員選挙の年であり、新たな役員(理事、監事)の報告がありました。
【総代】 まちごとの総代定数に基づき選出され、任期は次の総代が決まるまでの1年です。
①総代の決定(3月):機関紙『街かど』2月号での公募による立候補者と、まち運営会議推薦者の中から選考されます。
②議案書配付(5月):総代会で提案される議案の詳細が記された「通常総代会議案書」が配付されます。総代でない北東京の組合員には『街かど』臨時号として「議案書のダイジェスト版」が配付されます。
③総代会学習会(5月):総代会前に4ヵ所で開催します。議案書について担当理事が説明し、参加者は不明点を質問したり、理事と意見交換をしたりします。総代でなくても組合員なら誰でも参加できます。
④通常総代会への出席(6月):総代は組合員の代表として出席し、議決に参加します。
⑤総代の役割:年間を通じ、総代会で決めた方針に基づいて事業・活動が行われているか把握し、点検します。9月に『総代通信』が北東京生活クラブから配付されます。総代意見交換会(11/22(水)予定)で次年度の方針策定に向け意見交換を行います。総代会議(2/2(金)予定)に参加し、今年度の活動を振り返り、次年度の活動方針を討議します。

理事長あいさつ
おおぜいの総代の方が会場に集まってくださり、総代会が成立したことを非常に嬉しく思います。2023年に入ってからようやく生産者との交流などもできるようになりました。仲間と場をともにして話し合う、生産者とも顔を合わせ、産地に足を運んで、実際に目で見て肌で感じる、そんな風に実感のこもった活動が大切だと思います。それぞれのまちで地域の組合員どうしがいろいろなことを話し合って、体験をともにする機会を持ちましょう。(守本 香)

第1・2号議案に出された主な質問
当日会場では多数の方の発言がありました。一部ではありますがご紹介します。
<第1号議案「2022年度活動・事業報告および決算、剰余金処分の承認について」への質問>
質問 脱退者が多いのが気になります。脱退の理由は確認しているのでしょうか?
回答 脱退用紙の回収時に聞き取り、確認しています。一番多い理由は消費量の減少、次点が転居脱退です。コロナ禍で加入した組合員の脱退が多いです。
質問 人口が減っている状況で拡大し続けるという考え方はどうなのでしょうか?消費材を維持するためにどのくらいの拡大が必要なのか、計画策定方法を知りたいです。
回答 拡大については、脱退数を予測して加入計画を立てています。転居や死亡などやむを得ない事情も含めて脱退する人は必ずいるので、事業を継続するためには常に拡大は必要です。消費材の維持に必要な利用量については、生産者と協議しながら価格や利用計画などを決定しています。例えば牛乳について、工場を維持するために必要な利用数は1,000万本とされていますが、2022年度牛乳の利用実績は1,000万本を下回りました。今年度は1,043万本が目標になっています。一人ひとりの利用量が減っている現状を加味すると、利用目標を達成するためにも拡大は必要だと考えています。
質問 生産者である二葉製菓の廃業について共有されましたが、生産者が廃業することが残念です。北東京での取り組みは十分だったのでしょうか?
回答 4月時点で廃業報告を受け、連合会としても何かできることはないかを生産者に相談しましたが、廃業を決定した後だったとのことでした。同じような状況にある生産者もいるかもしれないですし、これからも他の生産者と連携連帯を深め支えていく必要があります。
<第2号議案「2023年度運動方針および事業計画、予算の決定について」への質問>
質問 利用が落ちている状況で、具体的にどのような活動を北東京で考えていますか?
回答 事務局と連携して注文書の提出状況の点検や「もう一品」の利用を呼びかける活動を計画しています。各センターで理事・まち運営委員も参加し、スタート集会を開催しました。また、豚肉学習会や、米消費地交流会など、生産者交流会の機会に合わせて、事務局向け生産者学習会も実施する予定です。
質問 もめん豆腐は前年比100%の目標とありますが、特にもめん豆腐を利用した方がいいのですか?
回答 豆腐は種類毎に生産調整ができるので、特にもめん豆腐を多く利用した方がよいということではありません。豆腐類全体の利用を上げる事が重要です。

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