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機関紙『街かど』2023年9月号

開催日:2023年09月04日
<特集>29年続く、組合員がつくったしくみ
グリーンシステム
Garbage Reduction for Ecology and Earth's Necessity
SDGsという言葉が生まれるずっと前の1994年から、生活クラブではなるべくごみを出さず環境負荷を減らすために、消費材に使われる容器をリユース・リサイクルするしくみ「グリーンシステム」をつくり取り組んでいます。グリーンシステムでは、使ったびんなどを配達便やデポーで返却すれば、洗って繰り返し使えたり、新たなものに生まれ変わって、私たちのところに帰ってきます。少しの手間で地球にも未来にも優しいしくみです。しかし、自治体の資源回収やごみとして出してしまうと、そのほとんどが私たちの税金を使ってごみとして処理され、さらに再商品化するためにたくさんのエネルギーを必要とします。組合員一人ひとりが返却し、グリーンシステムを次の世代につなげていきましょう。

Rびんリユース
-2022年度の北東京の回収率は75.2%-
2023年度の目標は80%です
軽くゆすいでラベルを剥がし、キャップを外し、乾かしてから返却します。洗びん工場で洗い、傷のチェックをし、生産者のもとへ運ばれリユースされます。Rびんは35回程度、超軽量Rびんは50回以上リユース可能です。

P袋リサイクル
-2022年度の北東京の回収率は28.8%-
2023年度の目標は60%です
個人名ラベルを切り取り、袋の底を切って返却します。配達仕分け用のピッキング袋(P袋)は、もう一度ピッキング袋に再生利用したり、他の原材料にリサイクルしています。回収しているのは、個人名記載のラベルが貼られた袋、カタログと注文書をラップしたフィルム、予約・あっぱれはればれ野菜おまかせ4点セットの外袋です。
ほかにもマテリアルリサイクル
牛乳キャップとサイドスコア、鶏卵パック、カタログ類、注文書(OCR用紙)も回収しています。

実は!Rびんが返ってきていません
900ml・500mlのRびんは,「自主回収認定容器」として、ここ数年回収率が徐々に伸びていますが、目標としている80%は3年以上未達成です。1990年代には90%を超える年もありました。約30回も使えるように作られたRびんを資源ごみに出さないで!みんなでRびんを返しましょう!

※国の「容器包装リサイクル法」によって、事業者はリサイクル費用を負担しなければなりません。「自主回収認定容器」として国に認められると、この費用が免除されます。目標を下回り続けると認定取り消しになることもあります。

グリーンシステムに取り組むと良いこといっぱい!
(2022年度実績)

組合員みんなの力で、東京ドーム約1個分2,465tのCO2を削減! 自治体の資源ごみ回収費用も2億5,000万円減らすことができました。

~未来のためにできることを考え、行動しよう~
生産者とともにプラスチック包材を見直し、CO2削減を実現!

2022年には組合員の声を受けて、せっけん類の生産者であるヱスケー石鹸(株)が洗濯用粒状せっけん、洗濯用針状せっけんの包材のプラスチック使用量の削減を実現しました。またデポー石神井では液体せっけん類の量り売りも実験的に取り組みがスタートし、たくさんの組合員が利用しています。私たちの声に応えてくれる生産者がいるからこそ、実現できる取り組みです。みんなで知って、しっかりと利用し、私たちの消費材を次の世代へつなげていきましょう。

包材のプラスチック使用量を20%削減!年間では2021年度供給実績から算出した概算値で0.903t削減
この他のCO2削減のための取り組みについては連合会のサイトをご覧ください。
こちら

P4 サステイナブルな私たちの消費材 第二次水産政策
 
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