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機関紙『街かど』2023年11月号

開催日:2023年10月30日
<特集>北東京独自の消費材
丸和食品(株)の豆腐


豆腐は29年ほど前に北東京の組合員が丸和食品(株)とともに開発しました。地域の中で「生産・加工・流通・消費・廃棄」のしくみを作ることができる消費材を、「地域開発消費材」と呼びます。北東京生活クラブの地域内で作り出し、取り組むことができる独自の消費材です。この豆腐がどのようなこだわりを持って作られているかを見ていきましょう!


丸和食品が作る消費材の豆腐
国内自給率維持のためにも、こだわりを持って国産大豆を使用しています。豆乳を作る際に出る泡にはえぐみや苦みなどが含まれているので、手作業でていねいにすくい取ります。その分豆乳が減るため、でき上がる豆腐も減ってしまいますが、ごまかしのない昔ながらの製法で、職人が日々気温や豆の状態を見ながら作っています。職人技が光ります。
原料は、国産大豆、水、粗製海水塩化マグネシウム(にがり)です。




国産大豆は気象災害による不作のため価格が高騰しています。また、燃料費も高騰が続いていることから、豆腐の生産コストは増大しています。生産者も消費材の質を落とすことなく経費節減するなど、たゆまぬ努力を続けてくれていますが、昨年度やむを得ず値上げを行いました。状況の改善は見えない状態ですが、北東京の組合員が開発した「私たちの豆腐」を食べ続けていきましょう!

 

丸和食品株式会社と北東京生活クラブ
29年ほど前のこと、北東京の組合員が「消泡剤を使わず、海水にがりと国産大豆の昔ながらの製法で作った豆腐」が食べたい!と「豆腐プロジェクト」を立ち上げました。早速作ってくれる豆腐屋を探すところから始め、地域の豆腐屋を当たっていきましたが、何軒当たっても「採算が合わないから消泡剤は抜けない」と言われ、消泡剤を使わずに作ってくれる豆腐屋はなかなか見つかりませんでした。
ただ1軒、練馬区にある丸和食品(株)だけが「やってみましょう!」と言ってくれました。そこから丸和食品と北東京生活クラブとのお付き合いが始まりました。北東京の組合員が望む豆腐の開発を、組合員とともに一から行い、1995年から取り組みが始まりました。 丸和食品は、豆腐や揚げ物類の製造販売を行っています。数量が多い豆腐や油揚げを作る半オートメーションの千葉県成田工場と、手揚げ油揚や寄せ豆腐など手作業で作る練馬区富士見台の練馬工場の2ヵ所があります。自給率の向上や国産農産物を支える食べ物づくりを貫くということから国産大豆にこだわって豆腐作りを行っています。私たち「北東京生活クラブ」以外の単協でも取り組 まれ、今では9単協での取り組みがあります。


昨年度から始まった北東京の3デポーを巡回してたくさんの組合員に豆腐の取り組みを伝え利用する人を増やす活動を行うのが「豆腐巡業」です。今年度はさらにパワーアップして、にぎやかにデポーを回りますよ~!
当日は豆腐を利用した人には、うれしいことがあるかも…!



予約登録のススメ
豆腐は食べるカタログとは別の「週刊生活クラブ東京」の裏面に載っています。
予約登録すれば自動的に届くので、注文忘れがありませんね♪


 


P4 まちをつくる 遺伝子組み換え、ゲノム編集作物ってなあに?

 
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