共同購入
組合員が欲しいと思うものを生産者とともに試行錯誤しながら創り、できあがったのが今ある「消費材」。
売るための商品ではなく、消費者が使うためのものとして、「消費材」と呼んでいます。
私たちが大好きなその消費材は、ほとんどが生活クラブオリジナル。
消費材の向こうにある産地や製造過程を理解して食べていく(利用していく)ために様々な活動をしています。
【生産者交流会】
米《遊YOU米生産者交流会》
山形の遊佐町から、田植えを終えた生産者が東京に来て、稲作の話をしてくれます。
組合員は趣向を凝らした企画で生産者を迎えます。
栃木県黒磯のお米の生産者グループどではら会の皆さんが東京に来ます。
お米の話だけでなく、稲わらを使ったしめ縄飾りを教えてもらうこともあります。
食肉
《豚肉》
平田牧場から生産者が来て、私たちの目の前で半身の豚肉を切り分けます。
どんなふうに育った豚肉かも、しっかり学習。
《鶏肉》
全農チキンフーズから生産者が来てお話を聞きます。
1羽まるごと焼くローストチキンがおいしい。
《牛肉》
ちょっと手が出しにくいステーキ肉、失敗しない焼き方を習います。
《加工肉》
一般的な加工肉に使われる添加物の量にびっくり。腸詰体験が楽しい。
その他の生産者交流会
・食べ手と作り手が直接会って話すことから生まれる信頼感。
生産に関わるご苦労を聞くことで「大切に食べていこう」との思いが強まります。
▲和高スパイス生産者交流会(まち・あきるの)
\レシピ紹介/ きばるの甘夏でピール
★★★材料★★★
甘夏みかんの皮 330g(約3個)
砂糖(ピートグラニュー糖)300g
かざり用砂糖 適量
★★★作り方★★★
【朝の作業】
[1]甘夏みかんの皮の外側の黄色い部分を薄くピーラーでむき取り、包丁で4等分に切り込みをいれて皮をむきます。
これをあまり太くない縦に切ります。
[2]鍋に甘夏みかんの皮とたっぷりの水をいれ沸騰後3分煮、ゆで汁をこぼし水を入れて15分おく・・これを3回繰り返します。
あくや苦みがこれでとれます。3度繰り返したら最後にたっぷりの冷水につけて7時間以上さらします。
【夜の作業】
⑶分量の1/3の砂糖と、厚手のなべに甘夏みかんの皮を加え、ふたをしてとろ火で煮ます。
いつも鍋をふり動かして煮るように、お箸やスプーンを入れてかき混ぜたりしないことがおいしく作るコツです。
(甘夏の皮は水をきりすぎない)
⑷煮詰まったら次の1/3の砂糖を加え、とろ火で静かに皮が柔らかくなるように煮詰めます。
この時もふたをして煮ます。ふたについた水滴は鍋の中に落とし込み、水分の足しにします。
差し水などは決してしません。この頃には皮は柔らかくなり、甘味もよく含んできます。
⑸ 最後に残りの1/3の砂糖を加え、今度はふたをしないで汁気がなくなるまで仕上げ煮をします。
カラカラになるまで煮詰めますが、その間鍋はいつもふり動かすようにします。
⑹ 皿にグラニュー糖を入れて煮上がった甘夏みかんの皮を箸でつまみ出し、
手早く熱いうちにグラニュー糖をまぶしつけ、別皿にとって冷まします。
長く保存するものは、最後に加える砂糖を少し多めにして固く仕上げるようにし、保存します。
果汁を入れて作る場合
[3]~[5]砂糖全量と果汁(3個分)を厚手の鍋に入れて、最初は強火、沸騰したら弱火にして、ふたをして煮る。
30分ほど煮たら、水分をとばすためふたを取って煮る。煮詰まってくると焦げやすいので様子をみながら鍋もふります。
水気がなくなり果汁でべったりしてきたら、だいたい出来上がりです。やりすぎるとこげます。
果汁がはいっているので、カラカラにはなりません。仕上げは(6)と一緒です。
念のための冷蔵庫保存で2週間はもちます。
☆最後の仕上げは鍋の性能がものをいいます。いつも5層ぐらいのステンレス製の平たい鍋を使用して作っています。
自分なりの工夫と作りやすさを付け加えて楽しんで作ってみてください。
【消費材step up点検活動】
生活クラブの自主基準に照らして消費材が生産されているかの監査を組合員が生産地を訪問しておこないます。事前に監査する材の詳細を学習したのち現地を見学し、意見・要望を伝え、さらなる消費材のレベルアップと利用につなげます。【料理教室】
料理の好きな組合員が講師になって、料理教室を開催し、健康的な食べ方や消費材のつかいこなしなどを楽しみながら学びます。【消費材開発】
こんな材があったらいいな、この材がもっとこうだったらいいな、などの組合員の思いを形にする活動。生産者の協力も得て、話し合いや試食など、試行錯誤しながらすすめます。
【援農】
▲あきるの農園 援農
▲武蔵村山グループ 人参畑 援農
【展示会】 実際に手に取って確かめながら購入できる機会があります。
スーツ・メガネ・靴・服・ジュエリーなど。