原発推進撤回を求め「政府の原発推進方針に対する意見」を提出
22年8月24日、日本政府がGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で原発推進方針を表明しました。これは、東京電力㈱福島第一原子力発電所事故後、「原発依存を可能な限り低減する」としてきた政策の大きな転換であり、脱炭素やエネルギー安全保障を隠れ蓑とした原発推進は容認できるものではありません。
生活クラブ東京として、原発の推進撤回を求め、「政府の原発推進方針に対する意見」を理事会で討議し、岸田文雄内閣総理大臣、西村康稔経済産業大臣兼GX実行推進担当大臣に提出しました。
要点は下記です。
◆原発の再稼働や運転期間の延長、次世代革新炉の建設による原発の新増設やリプレースなど、原発推進方針は、東日本大震災での東京電力㈱福島第一原子力発電所事故後、「原発依存を可能な限り低減する」としてきた政策の転換であり、断固反対。
◆東日本大震災による東京電力㈱福島第一原発の事故はいまだ終息していない。地元との約束を無視した処理水(トリチウム水)海洋放出の問題も残したまま、原発推進は許されない。
◆ロシアによるウクライナ攻撃で明らかになったように、原発は日本にとっても内に向けた核兵器となる。
◆政府の掲げる「使用済み核燃料」の処理は破綻しており今後の見通しもなく、原発を再稼働すれば「使用済み核燃料」の置き場がなくなる。この解決を示さず「電力需給逼迫」の克服とはいえない。
◆政府の場当たり的な原発推進への方針転換は危険を伴い、本質的な電力需給逼迫の解決にはならない。生活クラブは、これら巨大なリスクを抱える原子力発電は直ちに廃止することを求める。
全文は下記です。
生活クラブでは、原発回帰の流れに断固反対するとともに、再生可能エネルギーの拡大・普及をめざし活動していきます。
▼再生可能エネルギーを選ぼう!生活クラブでんき
https://tokyo.seikatsuclub.coop/activity/eco/energyCP2022.html
※12/4まで 生活クラブでんきスイッチングキャンペーン中
生活クラブ東京として、原発の推進撤回を求め、「政府の原発推進方針に対する意見」を理事会で討議し、岸田文雄内閣総理大臣、西村康稔経済産業大臣兼GX実行推進担当大臣に提出しました。
要点は下記です。
◆原発の再稼働や運転期間の延長、次世代革新炉の建設による原発の新増設やリプレースなど、原発推進方針は、東日本大震災での東京電力㈱福島第一原子力発電所事故後、「原発依存を可能な限り低減する」としてきた政策の転換であり、断固反対。
◆東日本大震災による東京電力㈱福島第一原発の事故はいまだ終息していない。地元との約束を無視した処理水(トリチウム水)海洋放出の問題も残したまま、原発推進は許されない。
◆ロシアによるウクライナ攻撃で明らかになったように、原発は日本にとっても内に向けた核兵器となる。
◆政府の掲げる「使用済み核燃料」の処理は破綻しており今後の見通しもなく、原発を再稼働すれば「使用済み核燃料」の置き場がなくなる。この解決を示さず「電力需給逼迫」の克服とはいえない。
◆政府の場当たり的な原発推進への方針転換は危険を伴い、本質的な電力需給逼迫の解決にはならない。生活クラブは、これら巨大なリスクを抱える原子力発電は直ちに廃止することを求める。
全文は下記です。
生活クラブでは、原発回帰の流れに断固反対するとともに、再生可能エネルギーの拡大・普及をめざし活動していきます。
▼再生可能エネルギーを選ぼう!生活クラブでんき
https://tokyo.seikatsuclub.coop/activity/eco/energyCP2022.html
※12/4まで 生活クラブでんきスイッチングキャンペーン中
【10月25日掲載】