生活クラブでは、省エネ・再エネの普及、生活クラブでんきの推進をすすめ、脱炭素社会の実現をめざしています。2023年度は東京・神奈川の組合員で神奈川県相模原市の「さがみこファーム」でのソーラーシェアリング発電所建設に向けたカンパを募集し、約1,100名の組合員と22団体（組織）の賛同により総額約250万円の寄付金が集まり、2024年3月に2つのソーラーシェアリングが竣工しました。詳しくはこちら

この取組みをさらにひろげようと、今年は生活クラブ東京・神奈川・埼玉・千葉、生活クラブ連合会が参加し、相模原エリアの「食とエネルギーのテーマパーク」として(株)さがみこファームに隣接する耕作放棄地を活用した新たなソーラーシェアリングを計画しています。
この計画に向け、組合員寄付を募集し、新たな再生可能エネルギー発電所建設に役立てます。この発電所で発電した電気は「生活クラブでんき」を契約している組合員に供給します。

ソーラーシェアリングは太陽光発電と農業を一体化したシステムです。
発電を「たまエンパワー㈱」、農業を「㈱さがみこファーム」が担います。

たまエンパワー㈱は、「再生可能エネルギー100％地域実現」を企業理念として市民電力との連携、地域主導の太陽光発電開発、自家消費型太陽光発電に取り組む企業です。2019年に、(株)さがみこファームを設立して農業参入しました。

㈱さがみこファームでは、相模原市緑区前戸地区で36種類1,100本のブルーベリーを育成し、2022年6月に体験型会員制農園「さがみこベリーガーデン」をオープン。ソーラーシェアリングの実践を進めています。

生活クラブは両社と提携し、組合員への電力の供給源としてソーラーシェアリング発電所建設の共同事業に取り組んでいます。

太陽光、小水力、風力、バイオマスなどを主な電源にする「生活クラブでんき」は、脱炭素、脱原発をめざし、エネルギーの原料をすべてを国内で自給することをめざしています。「生活クラブでんき」を使うことで、再生可能エネルギーの産地である全国の発電所の地域活性化に貢献できます。
地球過熱化を抑止し、原発のない未来を子どもたちに手渡すために、生活クラブでんきに切り替えましょう！