2024年度 生活クラブの学校
生活クラブの学校は、人と人との関係性の中で、ともに教えあい学びあうという「共育」を大切にした学ぶ場です。生活クラブでは、地域での集まりや生産者との交流、共同購入やたすけあいの活動への参加を通して、たくさんの学べる場をつくってきました。食べる、住まう、働く、福祉や環境など、暮らしを支える社会のしくみを知り学びあうことから、自分らしい暮らしを見つけていきます。普通に暮らしていたら見えてこないさまざまなことを、体系的に学びませんか。◇いのちと水の連続講座<環境政策委員会主催>
いのちを育む「水」をテーマに、生活クラブの4ブロックがリレー形式で実施する「いのちと水の連続講座」を開催します。せっけんの使い方から香害や化学物質まで、身近なテーマで講座を開催します。ぜひご参加ください。
【第1回】赤星たみこさん講演会〜せっけんで汚れは落ちる!目からウロコの活用術〜
講師:赤星たみこさん(漫画家・エッセイスト)
【第2回】クリーニングのプロに教わる「カラダにいい洗濯術」
講師:茂木孝夫さん((有)白栄舎クリーニング代表取締役)
【第3回】知ってほしい。香りの害 ~香りの正体は化学物質?~
講師:平賀典子さん(日本消費者連盟)
【第4回】高田先生に聞く「水のはなし」〜身近な野川から太平洋まで〜
講師:高田秀重さん(東京農工大学教授)
◇食農共育講座<NPOコミュニティスクール・まちデザインとの共催企画>
いつ起きてもおかしくない首都直下型地震、深刻さが増すばかりの気候危機や食料危機、脱原発に舵を切れない日本のエネルギー政策…暮らしを取り巻くこれらの難題に、漠然と不安を感じていても、自分に何ができるのか、無力感を感じていませんか?問題の背景と現状を知り、「正しく怖がる」ことからスタートしましょう。そして、日々の暮らしの小さな実践と地域での行動につなげ、解決に一歩ずつ近づきましょう。≪もくじ≫
1 女性の養生法 ~漢方による猛暑対策~
2 絵空事ではない日本の食料危機 ~農林水産省の新・報告書から見えること~
3 ブルーベリー摘みと旬の野菜ランチで都市農業の魅力を知る
4 東京都「災害シナリオ」を読み解く! ~どうなる?私たちの水・食・暮らし~
5 家庭の食医認定講座〜応用養生編〜
6 家庭の食医 季節の養生法
7 親子で食農体験 東京の牧場で乳しぼり&バターづくり
たべものラボ(大人のためのCS食農塾)
キッズたべものラボ(子どものためのCS食農塾)
◇はたらくの講座 <東京ワーカーズ・コレクティブとの共催企画>
▼ワーカーズ・コレクティブと労働者協同組合「ワーカーズ・コレクティブ」がどのように生まれたのか、どのような働き方を目指しているのかを実際にワーカーズとして働いてきたメンバーがお話しします。
▼起業講座
あなたの「やりたいこと」を一緒に事業化しませんか?
実際に立ち上げを経験したワーカーズが夢を実現するお手伝いをします!
≪全3回≫
第一回 事業のタネをみつけよう
第二回 事業の具体化を考えよう
第三回 事業プラン発表
◇せっけんマイスター講座 <東京ワーカーズ・コレクティブとの共催企画>
お風呂、トイレ、換気扇など、どんな洗浄剤どのように使うのかのリアル講習会です。基礎的な知識を学び、実際に生活クラブの消費材を使う2回連続講座を各地で開催します。どちらか一回のみの参加もOKです。
【実技編】風呂・トイレ・キッチン・窓のお掃除
【実演編】せっけん・重曹他使いこなしと換気扇洗い
◇アビリティクラブたすけあい(ACT)との共催企画
▼ACTの地域育て・自分育て講座ACT養成講座から新たな講師をお迎えして生まれ変わった「ACTの地域育て・自分育て講座」
コミュニティとは何か、地域を育てるとは何か。言葉にされていない身近なニーズをどのようにキャッチするかを考える講座です。
第1回 周囲との関りが難しい人へ の理解と接し方
第2回 認知症本人と家族をささえる
第3回 困難を抱えている親や子どもへの対応
第4回 まちの機能 ほっとスペース構想
▼どう寄り添う?児童精神科医に学ぶ思春期における子どもの心・親の心
毎年大好評のACT公開講座。
◇ピアふぇすた2024<生活クラブ運動グループ東京連絡会 主催企画>
▼ひとりの『わがまま』から、みんなの『それな!』に換えていくまちづくり~2025年に向けて、一人ひとりが声を出そう!私たちの政策を打ち出そう!~
「毎日の生活は政治とつながっている、生活の課題こそが政治課題である」と頭ではわかっていても、その課題解決のための社会運動や政治活動を自分ができるのか――。
「政治や社会に関心を持てれば良いけれど、自分とは遠い」と感じている方も多いと思います。
基調講演では、身近な「わがまま」をキーワードに、意見を出すこと・聞くことの抵抗をなくし、人に共感され、共有することが生きやすい社会につながることを伺います。一人ひとりの声から、社会を良い方向に変えていく、そのための一歩を踏み出しましょう!